いろいろオフ

今日チャットをしていたところ、いつもクスクスキャッキャと仲良く話していた人達が秘密でオフ会をしあっていたことを知りショックる。なんでもオフレポを作成中らしく、それ以降あまり話してくれなかった。なのでいつもより早く寝ることにした。フテ寝。すると夢の中に神が現れ「ならば一人オフレポを作成すればよい。足り無いモノはおまえ自身の手で掴み、作ればよい」そう言われた。感動した当局はいつもより早く目覚めることに成功したのでさっそく一人オフレポる事にした。

 午前9時拙者の地元の駅前で待ち合わせ。1時間待つ。が、おかしい。誰も来ない。麿の脳髄に誤認識を起こさせるために脳内の電流を弄くってみる。結果、ああそういや一人オフレポだったと言う事実は消え去り、脳内に仮想人格を二人作り上げることに成功する。努とシンディ。努はシャイな性格でシンディもシャイでそれがしもシャイ。トゥートゥートゥーシャイ。所詮誤認識で生まれた人格なので役割を上手く分ける事が出来なかった事実は忘れ去ることにする。脳内ではようやく努が来た所。「ごめん……ホント遅れて」シンディは努の後ろに隠れて顔だけを出してこちらの様子を伺っている。弊社もシャイなのでシンディにツッコミを入れたりはしない。「……いや、いいよ」朕がそう言ったきり、しばらく沈黙が訪れる。トゥートゥートゥーシャイメンバーならでは。このまま3人で突っ立ってても仕方が無いのでとりあえず街の方に歩いてみることにする。でも繁華街の方なんかには行かない。目に入ったのは大きめの本屋。俺様は「とりあえず……」と二人に向かって呟く様に言う。シャイな二人はそれだけで理解してくれる。さすが似たもの同士。ていうか、まあいいや。中に入るなり、皆で立ち読みモード。シンディは2階のマンガコーナーに行ったまま帰ってこないし、努とおいどんはそれぞれ1階で小説を読む。さすがにこれではいけないと思ったので努が何を読んでいるか聞いてみる。努はうつむいたまま何も言わず、タイトルをわがはいに見せる。平井和正の死霊狩り。「ああ、これ知ってる。面白いよね」「……うん、面白い」こんなオフ会はおもろない。

……なんか痛い日記になってきたような気がするんですが、これはあたくしの気のせいですか? もしかしてこれが災厄の一つでしたか? おいらはすっかりあんたに騙されましたか?>神様